Global×Feature

ユネスコ・ユニセフ

ユネスコスクール キャンディネート校に認定。
建学の精神である「健康と信用は最高の宝」に基づき、SDGsに関する知識を身につけ、地域社会との交流などを行っています。また、グローバルな視点と課題にも目を向け、国際社会で活躍する人間を目指します。

活動報告

活動分野
環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 健康

本校は建学の精神である「健康と信用は最高の宝」に加えて、カリキュラムポリシーとして①探求学習②ICT教育③持続可能な開発(SDGs)のための教育(ESD)を掲げている。環境教育、国際理解教育などを中心に、各コースでグローカルゼミ探求、自然探求などをテーマに探求学習や教科横断での授業等を行った。特に指導方法の工夫や授業改善に向けた授業研修会(AL/DL研修)を行った。

週1回ALTとの英語の授業でSDGsの学習を行い17のゴールについて学んだ後、グループで1つのゴールを選び半年かけて解決法について英語でプレゼンテーションを行っている。SDGsに関しての知識を身につける学びだけでなく、年度末にPBL型の探求学習を行う。2021年3月には支援担当大学の玉川大学教育学部小林教授とゼミ生の方を招いてコンテスト形式でプレゼンテーションの最終発表を行った。

2020年夏から、本校生徒会や委員会と千葉県柏市役所の共同推進課、社会福祉協議会、柏市公民館との連携事業で「高校生が考える柏市のまちづくり」「公民館の再活性化」について意見交換する機会を月1回程度持った。

ボランティア委員 ユニセフ募金活動

文化祭期間中にボランティア委員が中心となって募金活動を行いました。
どの生徒も積極的に募金活動を行い、いただいたお金はユニセフに寄付をしました。
今後とも積極的に活動するようすを掲載したいと思います。

なお、ユニセフ協会より感謝状も届きました。

日韓交流

令和4年度初等中等教職員国際交流事業に参加し、韓国の先生方とのオンラインでの授業実践に参加した。SDGsの「気候変動」についての指導案を検討しそれぞれの高校での授業交流を秋にオンラインで行ったが、生徒たちのアイデアは大変すばらしく、またそれだけでなく日韓の高校生たちがお互いに自国の紹介やゲームなどを通じて楽しく交流できたことは非常に楽しく嬉しいことであった。事業後も、縁あって韓国の高校生との交流を続けることができており、2022年11月より月1回、オンラインで「ランゲージエクスチェンジプログラム」を行った。

ラコルタ柏フェスティバル

2022年の11月には公民館で「ラコルタ柏フェスティバル」という市民参加のイベントを行い、本校生徒が、ボランティアスタッフとして運営に参加し、高齢者の方々に向けて「フレイル予防エクササイズ」のデモンストレーションを行った。

ユニクロ服のチカラプロジェクト

参加した生徒の感想
普段当たり前に着ている服は、当たり前ではない。地域・環境が違えば服を着ることもできず、体調管理が難しくなり病気にもかかりやすくなってしまい、最悪の場合、凍死などしてしまうケースもあり得ると思う。今回の集めた服で、その最悪の場合を少しでも減らし全ての国の人が長生きできる世界になればいいなと思いました。この機会がなければ、このような考えはしなかったと思うので、とても良い経験ができたと思いました。

活動計画

  • 引き続きSDGsについての学習を深化させ、「Take Action!」をテーマに実際に生徒たちが提案を形にしていけるように取り組んでいく。
  • 柏市との連携はさらに進めて、公民館活性化のプロジェクトやイベントだけでなく、本校の建学の精神である「健康と信用は最高の宝」であることから、地域の高齢者の方々や一般市民の方々に向けてSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に関連する高校生(生徒会)主体の活動を行う。
  • 文化祭でのユニセフ募金ボランティア、柏市での「ラコルタ柏フェスティバル」「柏市リレーマラソン」ボランティアを行う。柏市の「フレイル予防」事業にも参加して、本校生徒が企画する「フレイル予防エクササイズ」を行う。
  • 毎年行っている「世界遺産検定」も引き続き希望者で行い、世界遺産についての知識と理解を深める。
  • 海外研修旅行が可能であれば、本校の修学旅行先であるシンガポールで異文化理解学習、SDGs学習を行う計画である。国内になった場合は国内でのSDGs学習に振り替える予定である。