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電子図書館の導入決定
電子図書館コラム2020.09.04
【こちらは、2016年5月1日(日)に公開された記事の再掲です。】
2016年3月下旬。
電子図書館のトライアル結果が良好であったことを学校へ報告すると、
なんと、新年度からの利用開始が決定しました。これには、かなり驚きました。
理由は、新校舎の完成、校名変更、制服変更、校内無線LAN環境の整備などなど、
学校が大きく刷新されるタイミングであったことが主な要因かと思います。
夏休みに予定されている大規模な引っ越しや、秋の新校舎の開校に向けて、
学校も多くのタスクを抱え、日を追うごとに忙しくなってきたこともあり、
通常よりもスピーディーにGOサインが出たような感じでしょうか。
当初の計画としては、トライアル期間を延長しながら、1年後を目処に、
時間をかけて導入の検討や準備をしようと考えていました。
その頃には導入校もあるだろうし、利用の様子や授業学習での効果を
確かめてからでも遅くないと思っていたので、計画が前倒しになり大慌てです…。
嬉しい反面、ただでさえ余裕がないところ、新年度に合わせると時間があまりないため、
急いで準備を開始しました。
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正式な導入手続きにあたり、日本電子図書館サービスと代理店である紀伊國屋書店の方が
再訪問し、請求書関連や学校図書館での運用における要望や意見交換など、
約2時間ほど打ち合わせをしました。以下は、事前確認での概要になります。
・料金について、学校向けの月額使用料を改めて設定したものが適用される
・請求書について、代理店の紀伊國屋書店が担当する
・見積書・納品書・請求書などのフォーマット等は、要望に添ってもらえる
・契約手続きは、申込書(契約書)を紀伊國屋書店へ郵送して成立
・導入後は、トライアルで利用していた電子図書館を継続するかたちになる
ということでした。打ち合わせのなかで、機能改善について要望したことがあります。
利用者登録について、ユーザーIDとパスワードのみ(英数字)であるため、
クラス、出席番号、氏名、性別などが入力できるようにして欲しい
という点です。やはり、学校で利用するうえでは、利用者が特定できる方がよいです。
現在は、公共図書館用に設計されているため、個人情報やプライバシー保護といった
問題があるようで、あえて個人情報を特定できないようにしているとのことでした。
導入校が少ないので改善には時間がかかるみたいですが、これ他にも色々と要望したので、
今後、少しずつ学校が利用しやすいように改善されていけばいいなと思います。
開始時期は、5月のゴールデンウイーク前後を予定しています。