参考にする電子図書館の選び方

電子図書館コラム2021.10.08

学校図書館で電子図書館の導入を検討する際や、実際に運用する際に、
いくつかの電子図書館の導入事例を参考にすることがあるかと思います。
 
本校においても、お問い合わせをいただくことがあるのですが、
時折、本校より参考になる電子図書館が別にあるのでは?と感じることがあります。
もしかしたら、お問い合わせした側も同様に感じているかもしれませんので、
参考にする電子図書館を選ぶ際のポイントについて、お話したいと思います。
 
 
参考にする電子図書館の選び方のポイント2選
   
「他校の事例は、参考になるようでならない」
  
これは、ある学校図書館の電子図書館担当の方と情報交換をした時に、
話していたことで、とても印象に残っている内容です。
  
その理由は、参考にする学校図書館が自校の学校図書館の特性に
マッチしているか分からないからとのことでした。
同じタイプの学校図書館であれば、電子図書館も参考になる部分は多いけれど、
全くタイプの異なる学校や学校図書館だと、確証を得難いというわけですね。
  
電子図書館の運用イメージを作るにあたっては、これまで導入校が少なかったり、
導入校が増えても情報が不十分であったりという状況が続いているかと思います。
こうしたなかで、なかなか参考になる事例が見つからず、導入を躊躇していたり、
問題を抱えたままでいる学校図書館もあるのではないでしょうか。
  
参考となる学校図書館選びは、かなり重要なポイントだと思います。
どのように選んだらよいのかについて、自信を持ってお話できればいいのですが、
私自身も手探りなので、何となくこうすれば、運用イメージに近い電子図書館が
早く見つかるのではないかというポイントを2つ紹介します。
 
①事業者に自校の参考になる電子図書館の事例を尋ねる
②学校や学校図書館の形態・理念・特色・取り組み等を確認する
 

当たり前過ぎて恐縮ですが、詳しく説明しますね。
 
 
①事業者に自校の参考になる電子図書館の事例を尋ねる
 
おそらく、現在、学校図書館における電子図書館の実情を最も把握できているのは、
電子図書館サービスや取次窓口となっている事業者ではないかと考えています。
 
導入数、学校形態、各校での電子図書館の運用目的や運用形態、利用状況など、
すべての導入校の学校図書館や電子図書館の特性や状況を把握できる位置にいますし、
各学校の電子図書館実務担当者から生の声を聴いていると思われます。
 
本校も、運用でつまづいた際には、上手に運用している学校の事例を尋ねています。
そんな方法があったのか!と他校の取り組みが、参考になることもしばしば。
餅は餅屋にと言いますが、一度、事業者に相談してみるのもよいかと思います。
 
 
②学校や学校図書館の形態・理念・特色・取り組み等を確認する
 
前述の内容と重複しますが、参考にする学校や学校図書館との共通点が多いほど、
電子図書館の運用イメージもしやすくなりますよね。
  
例えば、本校は、全日制共学の私立高等学校で、生徒数は約1100名です。
日本体育大学の併設校でスポーツが盛んであり、文武両道の進学校を目指しています。
また、アクティブラーニングに積極的に取り組んでおり、ICT教育や環境推進校でもあります。
  
学校図書館では、スポーツ専門書が充実しており、キャリアルーム(進路指導室)と連携して
進路選択や受験対策の資料が充実していることが、ウェブサイトを確認するとわかります。
ここから、本校がどのようなタイプの学校や学校図書館か、何となく見えてきます。
  
もし、英語教育やサイエンス教育に力を入れており、洋書や学術的な専門書を提供できるような
電子図書館にしたいといったイメージがある場合、残念ながら、本校では限界があります…。
これらに強みのある学校や学校図書館の事例をみつけることが、近道かと思います。
  
本校の運用イメージとしては、学校図書館の電子図書館バージョンとして捉えています。
主に、朝読書などに適した読み物を中心に、進路選択や受験対策での活用にも力を入れています。
探究的な授業や学習での活用では、課題も多いため、できる範囲の対応に留めています。
また、学校独自コンテンツのアーカイブとして捉えているところもあります。
 
現在は、この部分のお問い合わせが、最も多くなっています。
電子書籍のラインナップなどを確認すると、ある程度の傾向がわかりますが、
やはり、質問しなければ、知り得ない情報が多いかと思います。
 
また、事業者に尋ねにくい質問などは、学校図書館同士の方がいいこともありますよね。
そういった場合は、直接、導入校に尋ねてしまうのがよいかと思います。
 
本校は、運用開始してから6年目となり、いまだに試行錯誤が続いていますが、
やっと電子図書館のメリット・デメリットなどが見えてきたところです。
これについては、別コラムで詳しく書きたいと思います。
 
このような感じで、事業者に相談してみたり、運用イメージが近い電子図書館を
学校や学校図書館の特性・電子書籍のラインナップなどを参考にみつけることで、
不明点が少なく、納得してから導入することができますし、
運用時の問題点も、すぐに解決することができるかと思います。
  
もし、本校が参考になりそう場合は、お困りごとや質問など、
お問合せフォーム」から、お気軽にご相談ください。
 

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参考にする電子図書館の選び方

2021.10.08

学校図書館で電子図書館の導入を検討する際や、実際に運用する際に、
いくつかの電子図書館の導入事例を参考にすることがあるかと思います。
 
本校においても、お問い合わせをいただくことがあるのですが、
時折、本校より参考になる電子図書館が別にあるのでは?と感じることがあります。
もしかしたら、お問い合わせした側も同様に感じているかもしれませんので、
参考にする電子図書館を選ぶ際のポイントについて、お話したいと思います。
 
 
参考にする電子図書館の選び方のポイント2選
   
「他校の事例は、参考になるようでならない」
  
これは、ある学校図書館の電子図書館担当の方と情報交換をした時に、
話していたことで、とても印象に残っている内容です。
  
その理由は、参考にする学校図書館が自校の学校図書館の特性に
マッチしているか分からないからとのことでした。
同じタイプの学校図書館であれば、電子図書館も参考になる部分は多いけれど、
全くタイプの異なる学校や学校図書館だと、確証を得難いというわけですね。
  
電子図書館の運用イメージを作るにあたっては、これまで導入校が少なかったり、
導入校が増えても情報が不十分であったりという状況が続いているかと思います。
こうしたなかで、なかなか参考になる事例が見つからず、導入を躊躇していたり、
問題を抱えたままでいる学校図書館もあるのではないでしょうか。
  
参考となる学校図書館選びは、かなり重要なポイントだと思います。
どのように選んだらよいのかについて、自信を持ってお話できればいいのですが、
私自身も手探りなので、何となくこうすれば、運用イメージに近い電子図書館が
早く見つかるのではないかというポイントを2つ紹介します。
 
①事業者に自校の参考になる電子図書館の事例を尋ねる
②学校や学校図書館の形態・理念・特色・取り組み等を確認する
 

当たり前過ぎて恐縮ですが、詳しく説明しますね。
 
 
①事業者に自校の参考になる電子図書館の事例を尋ねる
 
おそらく、現在、学校図書館における電子図書館の実情を最も把握できているのは、
電子図書館サービスや取次窓口となっている事業者ではないかと考えています。
 
導入数、学校形態、各校での電子図書館の運用目的や運用形態、利用状況など、
すべての導入校の学校図書館や電子図書館の特性や状況を把握できる位置にいますし、
各学校の電子図書館実務担当者から生の声を聴いていると思われます。
 
本校も、運用でつまづいた際には、上手に運用している学校の事例を尋ねています。
そんな方法があったのか!と他校の取り組みが、参考になることもしばしば。
餅は餅屋にと言いますが、一度、事業者に相談してみるのもよいかと思います。
 
 
②学校や学校図書館の形態・理念・特色・取り組み等を確認する
 
前述の内容と重複しますが、参考にする学校や学校図書館との共通点が多いほど、
電子図書館の運用イメージもしやすくなりますよね。
  
例えば、本校は、全日制共学の私立高等学校で、生徒数は約1100名です。
日本体育大学の併設校でスポーツが盛んであり、文武両道の進学校を目指しています。
また、アクティブラーニングに積極的に取り組んでおり、ICT教育や環境推進校でもあります。
  
学校図書館では、スポーツ専門書が充実しており、キャリアルーム(進路指導室)と連携して
進路選択や受験対策の資料が充実していることが、ウェブサイトを確認するとわかります。
ここから、本校がどのようなタイプの学校や学校図書館か、何となく見えてきます。
  
もし、英語教育やサイエンス教育に力を入れており、洋書や学術的な専門書を提供できるような
電子図書館にしたいといったイメージがある場合、残念ながら、本校では限界があります…。
これらに強みのある学校や学校図書館の事例をみつけることが、近道かと思います。
  
本校の運用イメージとしては、学校図書館の電子図書館バージョンとして捉えています。
主に、朝読書などに適した読み物を中心に、進路選択や受験対策での活用にも力を入れています。
探究的な授業や学習での活用では、課題も多いため、できる範囲の対応に留めています。
また、学校独自コンテンツのアーカイブとして捉えているところもあります。
 
現在は、この部分のお問い合わせが、最も多くなっています。
電子書籍のラインナップなどを確認すると、ある程度の傾向がわかりますが、
やはり、質問しなければ、知り得ない情報が多いかと思います。
 
また、事業者に尋ねにくい質問などは、学校図書館同士の方がいいこともありますよね。
そういった場合は、直接、導入校に尋ねてしまうのがよいかと思います。
 
本校は、運用開始してから6年目となり、いまだに試行錯誤が続いていますが、
やっと電子図書館のメリット・デメリットなどが見えてきたところです。
これについては、別コラムで詳しく書きたいと思います。
 
このような感じで、事業者に相談してみたり、運用イメージが近い電子図書館を
学校や学校図書館の特性・電子書籍のラインナップなどを参考にみつけることで、
不明点が少なく、納得してから導入することができますし、
運用時の問題点も、すぐに解決することができるかと思います。
  
もし、本校が参考になりそう場合は、お困りごとや質問など、
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