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教えるのも生徒 「楽器の原理を考える」熊井 允人 先生

どのような授業か?

1年生 アドバンストコース

物理基礎 「波動・音波・弦と気柱の固有振動」

日常の現象を論理的に理解し、それを説明できるようになる力を養うために音波の単元で「楽器の原理」について課題を設定し、生徒同士でプレゼンテーションを行った後に評価、検討し高め合うという授業を行いました。

生徒の具体的な取り組みは以下の通りです。

  1. 波動の基本的な知識を講義+演示実験などで通して学ぶ
  2. 「PW:ペアワーク」
  3. ⇒4人1グループを作り、先生から課される課題に対してそのグループで2人ずつに分担し教科書、論文、インターネットを用いて解決する。
  4. 2人で考えた課題について今度は個人で考え、プレゼンテーションを作成し、グループで他の課題を解決した生徒に説明する。その際i padでプレゼンテーションを動画で撮影する(この撮影をもとに先生も評価を行う)
  5. 「GW:グループワーク」
  6. 互いにプレゼンテーション内容を評価し、疑問点があればグループ全員で解決するまで考え、それでも困難な場合は先生に聞く活動を行う
  7. 振り返り小テストをペーパーで知識の習得状況を確認し、受験でも活用できるようにインプットする。

結果として弦振動・気柱振動という難しい単元で習得までに3時間ほど講義しなければならなかったものが生徒同士が主体的に取り組み教科書を越える内容まで掘り下げながら議論しながら通常の進度より速く学習することが可能になりました。

この授業の目的・目標

全授業を通して生きる力として必要な論理力考を養うことを目的にしております。その中でも特に本授業は科学的な知識を活用し現象を理解し説明出来るようになってもらいたいという目標を掲げております。加えて複雑な現象をプレゼンテーションすることで自分の知識をいかに他者にわかりやすく伝えることができるかということも目標にしております。

先生の感想・メッセージ

「教科書では解決できない内容も多くあることが授業でわかった」と生徒が授業終了時に質問と共に相談しに来たことが非常に印象に残りました。その生徒の質問はまさにその通りで教科書をはるかに超え大学レベルの議論をしてきました。現在ネット等で簡単に情報を得ることができ、授業しだいで生徒の学びの幅を大きくすることは容易であると実感しました。

本校の事例紹介

Nittaidai Kashiwa 2021デジタルパンフレット