アクティブラーニングActive Learning
数学で解く経済学伊藤 大祥 先生
どのような授業か?
3年理系進学コースの数学ⅡB演習の授業で行いました。
6人グループを作り、数学を使って解く経済学の問題のプリントと振り返りシート(今回の授業で感じたこと、今回の授業の意図・狙い)、自己評価シート、グループ内評価シートを配布します。
グループで話し合い問題を解いていき、問題内にある経済学用語は、質問やiPadで調べ問題を解いていきます。iPadを使用してグループを指名し、指名されたグループは黒板に計算過程と解答を板書します。全解答が板書されたところで答え合わせを行い、板書を見てもわからない問題があった場合は指名されたグループが解説を行います。
解説後振り返りシート等を記入し、ロイロノートに提出します。グループで話し合いグループの意見をまとめ全体に発表します。
最後に、こちらから今回の授業はどういう意図であったかを話します。
この授業の目的・目標
「数学と他教科の関連性の理解」、「他教科を数学的な考え方に変換」、「数学の本質・多様性の理解」を目的に授業の展開を行いました。
数学は前の単元でやった内容を利用したり他の教科でも利用されたりします。今回実際に他の教科で利用されている問題を解いて、物事には関連性があるということに気付いてもらえればと思い、授業の構成を行いました。
また、数学は将来使うことがないと考える生徒が多いので、数学という教科を学ぶ意味を考えてもらえればと思います。
生徒の反応・感想
生徒の反応は、グループで解くことに慣れているので、グループ内で活発に取り組んでいました。生徒からは「日常や色んな所で数学が使われていることに気付くことが出来た」等、数学という教科に対する見方が変わったという意見が多かったです。その他にも他の教科で使われているものや日常で使われている問題、将来役に立つ問題を解いてみたいという声もありました。
今回授業を考えていく上で自分自身数学の可能性に気付くことが出来きました、今後は今回気付くことが出来た色んな事にチャレンジしていきたいです。